『ぼんくら』で馴染んだ江戸の住人たちが勢揃いの小説、ついつい手にとってしまうのは当然でしょ〜。(^-^)/
しかもこれは時間軸にして『ぼんくら』の続き。
4話の読み切り短編集の体裁だが、全てが奥底で繋がっている形式。
『おまんま』ぼんくら同心・井筒平四郎が岡っ引きの政五郎と解決に乗り込む浅草の似顔絵扇子絵師殺害事件に、解決の手がかりを思いつく美少年探偵・平四郎の甥の弓之助。宮部みゆきの弓之助描写でわたしが勝手に思い浮かべている顔は、早乙女太一くんです、ハイ。(*^ー^)ノ
政五郎夫妻が面倒をみている、通称『おでこ』少年が急に床に伏せている理由とは・・・?
『嫌いの虫』今は取り壊されている鉄瓶長屋の元差配人・佐吉は、『ぼんくら』で含みのあったお恵と新婚の所帯を持っている。
が、佐吉の様子が近頃おかしい・・・・そこには、佐吉が知ってはいけないはずの実のおっかさんの消息にからむ謎が・・・。
『子盗り鬼』若くして夫を亡くしたお六は、幼子2人を抱えて住み込みの女中として頑張っている。実はお六に片思いをして全てをいいように解釈して追いかけてくるしつこい男(嘘つきで、暮らした女にDVを振るうことで悪評高い)から逃げ隠れしての生活。ある日とうとう捜し当てられるが、仕えている奥様の智恵と力で男をとっちめることに成功。
この奥様はお六の大恩人だが、実はこの奥様は・・・そう、『あの女性』だ、と前作からの読者はすぐにわかる。
『なけなし三昧』元・鉄瓶長屋のまとめ役住人である煮売りやお徳は、家移りしても元気に商いをしているはず・・・が、どうやら様子がおかしい。 平四郎と弓之助がお徳の悩みを解決するべく動き出すが、何やら事態は複雑な様相をみせてくる・・・おみねという女は要注意だ・・・平四郎はどう動く?
それぞれの話が一話完結しているようでいて、実はまだまだ続きがありそうな様相を呈している。
次の巻ではどういう展開になるのか?
さっさと中巻に突入いたしま〜す!!!
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